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梅のつぼみがふくらみ始め、春の息吹を感じる今日この頃。みなさま、お変わりありませんか?
今回は2000年前のイースターの日にイエス・キリストが語られた“平安があなたがたにあるように”というメッセージをみなさんにお届けしたいと思います。 横浜緑園キリスト教会 主任牧師 原田惟座耶
【1】不安への向き合い方
生きていると不安を覚える出来事に遭遇します。子どもの熱が続く時や締め切り間近な仕事を抱えている時など、枚挙にいとまがありません。 国民生活に関する世論調査(2022年)によれば、日頃の生活の中で悩みや不安を感じているかという質問に、実に成人の78%が「感じている」と答えたそうです。 私たちは解決の糸口を探し何とか不安を解消しようとしますが、全く解決の糸口を見出せない場合はどうしたらよいのでしょうか。 【2】「死」という不安 人がどうあがいても乗り越えることができないのが「死」です。その意味で、万人にとっての最大の不安は「死」と言えるかもしれません。 「死」を意識せざるを得ない場面であれば尚更「死」について語ることを避け、心の平安を保とうとするのではないでしょうか。 聖書に登場する主イエスの弟子たちもそうでした。全幅の信頼を寄せていたイエスが十字架で処刑され、死んでしまったのです。 その場から逃げ帰った彼らは一室にこもりました。部屋の鍵を閉めて身の安全を確保し、辛うじて心の平安を保とうとしたのでしょう。 彼らは自分たちには打開できない不安を前に戸を閉ざしたのです。 【3】不安渦巻く部屋に響いたイエスの声 閉ざされた部屋の中に入って来た人がいました。そうです、それは十字架で死なれ3日目によみがえられた主イエス本人。 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちがいたところでは、ユダヤ人を恐れて戸に鍵がかけられていた。 すると、イエスが来て彼らの真ん中に立ち、こう言われた。「平安があなたがたにあるように。」(聖書) 不安と失意のどん底にいた弟子たちがこもっていた部屋に、愛に満ちたイエスの声が響きました。 「平安があなたがたにあるように。」弟子たちの不安が喜びに変わった瞬間でした 。それが今から2000年前の最初のイースターです。 イースターの出来事で消えることのない平安を受け取るのは弟子たちだけではありません。 イエスの復活は、今日、不安を抱えながら生きる私たち一人一人に届けられた喜びの知らせでもあるのです。 この知らせを信じる者たちには、死と直面しても尚残る「平安」が与えられます。 「緑園の丘」を手にされたあなたにも復活の主イエスの「平安」がありますように。 教会はあなたのお越しをお待ちしております。 |
今年のイースターは 3月31日です イースターが近づくと、日本でもカラフルな卵やかわいらしいウサギがシンボルとして飾られることが多くなっています。 なぜなのかな? と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 実はイースターはイエス・キリストが復活した日を祝う日なのです。 |
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ひよこが卵の殻を破って出てくるように、イエス様も死という殻を打ち破ってよみがえられました。 そのことから、卵は新しい命の誕生・復活を意味し、ウサギは たくさんの子を産むことから豊かな命のシンボルと考えられています。
この出来事を思いめぐらしながら、今年のイースターをお過ごしください。 |
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教会の本棚から 「神様がくれた風景」 やまはなのりゆき(著) いのちのことば社昨年の秋、『みことば水彩画展』に行きました。優しくも美しい水彩画に神様からの御言葉が心を暖かく優しく包んでくれる時間でした。 この本はその水彩画を描かれた山花典之さんが、ご自身の人生をエッセイとイラストで綴られたものです。 神様との出会い、そして、ご家族、友人との思い出が暖かく描かれています。 (教会員M) |
これからの特別プログラム
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横浜緑園キリスト教会 (前 二俣川キリスト教会)
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電話&FAX 045-811-7576
主任牧師 原田 惟座耶
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当教会所属 原田憲夫巡回宣教使の
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